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予防接種のスケジュールを作る時期

出生後1年間に6種類(ヒブ、肺炎球菌、4混、ロタ、B肝、BCG)のワクチンを複数回接種する必要があります。
このうちロタウイルスワクチンのみが任意接種(有料)で、その他5種類のワクチンは定期接種(無料)となっています。
ロタウイルスワクチンも今年の10月から定期接種になることが決まっています。
今年の8月生まれの子から適応になります。
5種類のワクチンを合計すると15回から16回接種することになり、複雑で、スケジュールが必要になります。
生後満2か月台から接種が始まるため、0か月台か、1か月台にスケジュールを立てていただくのがいいと思います。
また、1歳になると、ヒブ、肺炎球菌、4混の追加接種があり、それに新しく、MR(麻疹・風疹)、水痘、おたふく(任意接種)が加わります。従って、1歳少し前にスケジュールを作ります。
本院では乳児検診を8か月から11か月で行っていますが、ついでに1歳台のワクチンスケジュールを作っています。
2歳台はワクチン接種はありません。
3歳になると、日本脳炎が始まります。
これは1種類のみ3回接種ですが、電話で予約される場合が多いように思います。
その後しばらく予防接種は無く、入学前の5歳6歳でMRの追加とおたふく(任意接種)の追加があります。これもスケジュールは不要で電話でできると思います。
母子手帳を拝見すると、しばしば忘れられているワクチンがあります。
それは、日本脳炎の4歳時での追加接種です。もう一つはMRの小学校入学前の追加接種と9歳から12歳で接種する4回目の日本脳炎です。時間が空くと、忘れてしまします。
保健所が毎年、ワクチンの接種率の統計を出していますが、先ほど書きましたワクチン接種率が下がっています。